【読書】自分を変える「脳」の習慣
- 2018.04.14
- 読書

頑張らずにうまくいく、そんな方法があるのなら知りたい。
てなわけで、今回はこちら
ごく簡単にですが学んだことを書き記しておきます。
まず、この本のユニークなところは人間を本当に動かしているのは意志ではなく、「記憶」であると言っているところです。
例えば、何かを「やりたくない」と思っているとき、なぜそう思ってしまうのかというと「以前似たようなことで失敗したから」「誰かが失敗したのを見たから」と「記憶」を根拠に「やりたくない」と判断しているのだそうです。
また、脳はリスクを避ける性質があり、「出来るだけ何も考えずに何もしない」というのが、脳にとっての理想状態であるため、人間は多くの場合、本能的に「できない」理由を探してしまうとのことです。デフォルトの状態では「面倒だから何もしたくない」→「動かない理由を引っ張り出す」→「できないと思ってやらない」→「やらないからできない」→「できない」という記憶が強まる、、、こんな負のループが形成されてしまいます。
しかし、皆が感じる通り、人間の「記憶」はあいまいで都合のいいように変わるものであるため、記憶は変えることができる。記憶を変えることができなくても「解釈」を変えることでその「意味」を変えることができると著者は言っています。
つまり、この本では「記憶」をコントロールして行動を変えようじゃないか。といった事が主に述べられていると僕は思います。これを論旨に、
・「できる自信」をつける
・「続けられる自分」になる
・「行動力を上げる」
・「イライラ・クヨクヨをなくす
・ミス・失敗だらけの自分を変える
・「苦手な人・もの」とうまく付き合う
・なりたい自分に変わる
上記を章立てて、具体的にどうしたらよいのか?を示してくれます。
僕が学んだのは次の3つです。
①反省は「できなかった」ことだけを振り返るのではなく、「できたこと」もセットで考える。その時、具体的に何ができて何ができなかったのかを振り返るようにする。
②「できないかも」と思ってしまったら、まずできることから始めてみる。課題を細分化してスモールアクションを起こす。
③失敗を恐れないために、物事を確立論で考えるようにする。「失敗して当然」と考えるようにする。
ex.100回に1回成功したらよい事なのだから、今の1回のエラーは99回のうちの1回だ。あまりこだわらず、何ができて、何ができなかったのか考えよう。
まとめると、「できたこと」「できること」にしっかりと目を向けて(ポジティブに捉えて)、とりあえず、やってみよう。ってとこですね。
いかがでしょうか?ちょっと読んでみよかなって思われた方は手に取って頂ければと思います。
さて、ギターの弾き語り動画でも撮ってみようかな、失敗して当然やし(笑)
ではまた次回。
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