【読書】マンガでわかる論理的に話す技術

【読書】マンガでわかる論理的に話す技術

ででんと

論理的に話す技術

僕、マンガで分かるシリーズが好きです。

さて、突然ですが、他人から「ちょっと何言っているか分からない」って言われたことはありませんか?

僕はあります。笑

学生の頃はそれでも良かったのですが、大人になり、社会にでてからは「まずいなぁ」「もっと上手に話したいなぁ」と感じていました。

そんな僕にはピッタリな本だったと思います。今日はこちらからの学びを記します。

【①論理的に話ができない理由】
以下の2つがその理由として挙げられています。

1、「相手は自分の事を理解しているはずだ」と思ってしまっているから
2、話す内容を整理できていないから

これらを解決して、論理的に話す第一歩は、自分の話し方を相手の立場に立って見直すことだと示されています。そうすれば、自然と論理的な話し方が身に付くとのことです。

これって意外と意識できていないなぁ。と僕は思います。「何で分かってくれないんだ~」っと自己中心的なものではなく、「他者は自分の事を知らなくて当然」といった意識が重要だということです。日本人の空気を読む、察する文化が、余計意識しづらくさせているのだと思います。

【②論理的な話し方(基礎)】
以下の3つの技を使うと良いされています。

1、注意を引いて、結論を先に言う。
ex.「○○の件ですが、私は××だと思います。なぜなら~」

「結論を先に言う」って事は良く聞く話ですが、注意を引く(相手に聞く準備をさせる)というのがミソだと思います。また、話に適切な「間」を取って相手に聞く準備をさせることも大事だと思います。

2、言葉数を減らして、要点を明確にする。
簡潔かつストレートに言う方が伝わりやすいです。

3、「接続語」に気を配る。
「つまり」、「しかし」、「したがって」、「なぜなら」、「だから」などの接続語を上手く使うことで論理的な話し方ができるようになります。また、聞き手を誘導して聞く準備をさせることもできます。ただし、使い方を誤ると、論理的矛盾が生じてしまうので注意が必要です。

話し方の基礎だけでも取り入れると、ずいぶん変わるのではないかと思います。

【③論理的な話し方(実践編)】
話は相手が居て初めて成り立ちます。それを踏まえて、本書では以下の4つのコツが挙げられていました。

1、「聞き上手」になる。
相手を尊重し、話を理解しようと真剣に聞くことが大切。そのうえで、
・話に割り込まない
・タイミング良く相槌をうつ
・簡潔な質問を使う
これらを心がけると良い。

「相槌」は元もと刀鍛冶の言葉で「合槌」とも書かれたそうです。タイミングの良い相槌を打つことで相手に気持ち良く話をさせることができます。

2、論点のすり替えに注意する。
これは故意とそうではないケースがあります。すり替えに気が付いたら指摘すべきです。なぜなら、すり替わったテーマで話をすることは無意味で時間の無駄だからです。また、故意にすり替えられた場合では、相手の思うつぼになってしまうからです。

3、疑問にはきちんと答える。
「今○○について質問がありましたが」と相手の質問を繰り返すと良いでしょう。

4、相手の意見を認めて言い争いを避ける
論理的ではなく、感情的になってしまう主な原因は「反論」にあります。論理的な話をするためには頭ごなしに相手の意見を否定するのではなく、「あなたの意見も一理あります。けれど~」といった具合に、先ず相手の意見を認めてから自分の意見や反論を伝えるようにしましょう。

【まとめ】
以下に気を付ければ論理的な話ができるはず!?

・自分の話し方を相手の立場に立って見直す

・注意を引いて、結論を先に言う。

・言葉数を減らして、要点を明確にする。

・「接続語」に気を配る。

・「聞き上手」になる。

・論点のすり替えに注意する。

・疑問にはきちんと答える。

・相手の意見を認めて言い争いを避ける


いかがだったでしょうか?
沢山学ぶことができました。マンガで分かるシリーズ侮り難し。笑

興味あるわぁって方は是非一度ご覧くださいませ。ではまた次回。