【学会記】日本エイズ学会その1?
- 2017.11.25
- 日々の学び

勉強の旅に出ております。
日本エイズ学会です。
学会は明日まで続くのですが、すでにいろいろと学んでもう疲れて… 笑
認定薬剤師の講習会「症例から学ぶ感染症治療のチームカンファレンス」には感染症コンサルタントの青木 眞先生がコメンテーターとして登場。
ホワイトボードを使って症例の解説をして下さいました。
テレビ番組見てるみたいで、すごく面白かった。ホワイトボードもスライドも写真撮っていいよなんてセッション初めてでした。笑 しかし、講演中はノートをとるのに必死で、話に聞き入っててスライドは撮れず…泣
ほいで、今はちょいと一息ついて会場近くの漫画喫茶にてブログ更新中。
今のところ得た学びを書いておこうと思います。ちょっと適当ですが悪しからず、、
【HIV関連神経認知障害(HAND)】
・HANDの有病率は25.3%
・MRIでは左右対称の脳萎縮が見られる。鑑別疾患の単純ヘルペス脳炎は非対称。
・認知機能検査としてにアイオワ・ギャンブリング・テスト(IGT)も有効。
【アドヒアランス、薬剤師による説明関連】
・一日一回、一回一錠がやはり良いよう。
・アンケート結果では、治療開始前に95%、治療変更前に87%の患者さんが薬剤師の説明を求めており、その結果「服薬に関する不安の軽減」、「医師とのやりとりが良くなった(円滑になった)」などの効果があるよう。一回の面談時間はだいたい30~45分だった。
【新薬、ガイドラインの変更、抗HIV療法】
・NNRTTI(逆転写酵素トランスロケーション阻害剤)、カプシド阻害剤、抗CD4レセプターモノクローナル抗体などが開発中。
・CDCのガイドライン(2017.7)ではCD4100~200であってもVLが検出感度未満が3~6ヶ月継続すればPCPの予防をやめても良いとなっている。
・安定していればDTG+ABC/3TCからDTG+3TCへ薬剤を減らしても問題なかった。(名古屋医療センター)
おっと次の講演が始まる。
とりあえず、、、このへんで行ってきます。
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